忍者ブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
BBS
プロフィール
HN:
FUTSAL LIFE代表 ヨシカワタケシ
性別:
男性
自己紹介:
旅人、バーテンダー、レゲエ雑誌寄稿を経てフットサルライフ設立
某有名ゴスペルグループS.O.Sにプロデビューを勧めた天然性と
条件を無視したオフスプリング!?に入店拒否をし、店のルールを守った正義感を持つ
風に吹かれている間に気がつけばOver30
会場であったら気軽に声をかけて下さい
バーコード
最新CM
[04/15 eport]
[03/22 yday]
[03/21 yday]
[03/21 new]
[02/23 みゆ]
ネームカード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
FUTSAL LIFEのブログ版です
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大洋薬品/BANFF_東海第1代表(以下大洋薬品) vs 府中アスレティックフットボールクラブ_関東第2代表(以下府中AFC)

2/4(日) 14:00~ @駒沢体育館

客席の入りは7割。スタンドの一角には赤い軍団のサポーターが昨日をゆうに上回る総勢100名以上。試合前から大きな声援で選手たちの士気を鼓舞する。報道陣の数も通常の3倍以上。スタンドには川淵キャプテンの姿も見え、いよいよ今年度フットサル界の頂点が決まる。果して日本初のプロチームがその名の通り結果を残せるのか。約3ヶ月間に渡り日本列島各地で繰り広げられた壮大なドラマの最終回が始まった。

先発は、
大洋薬品:1/定永,3/北原(Cap.),7/上澤,9/森岡,14/ラファエル
府中AFC:5/完山,6/鈴木,12/小山(剛),13/石渡,19/前田(Cap)

両チームとも"いつも"のスターティングラインナップで始まる。
開始早々、7/上澤の積極的なシュート。いつになく緊張感漂う会場ではあるが、選手たちは平静の装い。

大洋薬品は堅実なディフェンスで相手に攻め手を与えない。攻撃時は丁寧なパス回しからサイドを起点に突破を図る。全体的には静かな立ち上がりだが、大洋薬品がやや主導権を握っている。

前半5分、3/北原がセットする右CK。「声援が大きすぎてサインプレーの指示が伝わらなかったから。」と、右手人差し指を天に向けて突き上げる、他のメンバーは静かにうなずく。そして14/ラファエルのもとへ。思い切りよく振り抜いた弾道は府中AFCゴールのネットに吸い込まれた。両チームとも喉から手が出るほど欲しかった先制点は大洋薬品のもとへ、1-0。

前半7分、5/ボラ IN。14/ラファエル OUT。

中盤から積極的にプレスをかける府中AFCだが、堅いボールキープ術とフィジカルの強さで寄せ付けない大洋薬品。準決勝同様、3/北原が攻撃の局面でボールタッチをする回数が多くみられる。かわりに、7/上澤がフィクソの位置に入り、しっかりとバランスをとる。

前半10分、3/北原に替わり10/豊島がイン。入場整列時、イエロー累積のため出場できない「11/マルキーニョスのユニフォーム」を15/野嶋とともに掲げていた熱き男に期待がかかる。

前半11分、府中AFC・7/中沢が右サイドを駆け上がりシュート。しかし1/定永が冷静にキャッチ。府中AFCはなかなか効果的な攻め手を作れず。12/小山(剛)のキレも見られないほどフィジカルの差を感じさせる対戦。ポゼッションも圧倒的に大洋薬品。このままいくと一方的な展開もありうるかに見えた。

前半15分、府中AFC・5/完山&19/前田のコンビでの突破からシュートを打たれるも、14/ラファエルがスライディング。体を張った素晴らしいプレーで決定機を止める。

同分、ここで15/野嶋が早くも登場。今大会は後半から出場し再三に渡って印象的な働き・得点をしてきた彼を前半終盤からの投入。オスカー、ここで一気に勝負を懸けるのか?

前半16分、北原が府中AFC・6/鈴木を倒してしまう。イエローカード。

府中AFC・9/宮田が左サイドからドリブルで2人をかわす。そのままシュートにつなげたが惜しくも外れる。

前半16分、15/野嶋が敵陣に入ったあたりでドリブル中にチェックを受け倒れる。しかし、冷静で公平な笛でこの試合を裁いてきた五十川レフリーは、シュミレーションと瞬時に見抜き、15/野嶋にイエローカード。

得点源のマルキーニョスを欠くせいか、先制点は早かったがその後スコアは動かず、こう着状態がつづく。自陣ゴール前のシュートを7/上澤が相変わらずのブロックできっちり止めるなど、易々とは決定機を与えない。開始時よりやや埋まり、8割から9割の入りのスタンドはこの静かな展開を固唾を呑んで見守る。

前半18分、大洋薬品タイムアウト。

タイムアウト明け、府中AFCがポゼッションを握る。後方で横パスを繰り返してから崩しにかかるが、1対1で大洋薬品に分がある為、ゴールを演出しそうな気配はあまり感じられなかった。
7/上澤に「上がれ、上がれ、」と5/ボラが珍しく指示を出す。この間、5/ボラがフィクソ、9/森岡がアラ、3/北原もアラといった余り見かけない組み合わせのメンバー構成。

そして、前半は1-0で終了。

前半を振り返る。チームファウルはお互い2つ。15/野嶋・3/北原と2枚のイエローカードは気になるが、各局面で大洋薬品がペースを掴んでいる。ここまでの対戦チームは前半は良くても、後半に入ると度重なるフィジカルの力強さに屈して一気に崩れていくパターンが多かったが、今回もその流れをトレースするのか。

後半スタート。スタメンは同じ。サポーターの声が試合経過とともに大きくなってきた。

この日の府中AFCの攻撃はいつもの巧みな組み立てが見れず、決め手も欠けていた。府中AFC・12/小山(剛)のドリブルも7/上澤にカットされる。

開始直後から小競り合いを続けていた大洋薬品・9/森岡と府中AFC・19/前田。9/森岡のひじ打ちが入ってしまい19/前田が負傷交代。後半6分、府中AFC・12/小山(剛)のトリッキーなパスからゴール前にチャンスが生まれたが詰められず。続く右CKは、大洋薬品・9/森岡がインターセプトしてドリブルでのカウンターを狙うが、府中AFC・9/宮田がこれを止める。お互い決定機まで至らない。

後半7分、折り返しを府中AFC・9/宮田が中央でキックフェイントを入れてシュート。しかし1/定永のファインセーブで間一髪凌ぐ。

直後、府中AFC・9/宮田が自陣のペナルティエリア内で倒れた際にゴールへ転がるボールを抱えてしまい、一発レッドカード。PKキッカーは9/森岡。絶好の追加点のチャンスだったがゴレイロのセーブに阻まれる。府中AFC、九死に一生を得る。逆にトドメをさせなかった大洋薬品。9/森岡は苦悶の表情。

府中AFCは「我慢の2分間」を乗り切るため、6/鈴木,17/滝田,19/前田でトライアングルを形成。
対して大洋薬品は4/難波田がイン。コート上には、4/難波田、5/ボラ、7/上澤、10/豊島、1/定永。

府中AFCが必死の時間潰し。大洋薬品陣内に攻め入り左コーナー付近でボールキープに入る。カットに入った5/ボラがここでファールを犯してしまう。左隅の角度の無い位置で得たFKを19/前田が直接叩き込む、1-1。壁の位置が僅かにずれていたミスをつかれての失点。土壇場に来て出てしまった大失態。1/定永を中心に確認作業を早急に行って、何とか立て直そうと必死の様子。PK失敗に続き数的有利になったにも関わらず同点にされた大洋薬品のムードは最悪。逆に絶体絶命の状態から、わずか1分間で状況を激変させた府中AFCには、これ以上ない展開。大洋薬品は大会を通して最大の窮地に立たされた。しかし時間はタップリ残っている。最後にして最大の醍醐味に溢れた筋書きを綴るドラマの終焉はこの時点では全く予測ができない。

そんな考えを他所に、そこから大洋薬品の怒濤のラッシュが始まる。
10/豊島が何度も手を叩きながらチームメイトを鼓舞し、5/ボラがそれに答える。同点弾を食らったわずか1分後の後半8分、5/ボラが左サイドからのシュートでネットを揺らす。何もできない歯がゆさを噛み締めながらアリーナ最前列で仲間の奮闘を見守っていたマルキーニョスの元へ駆け寄り、歓喜の抱擁。大洋薬品再びリード、2-1。

さらに後半10分、前線に一人残っていた9/森岡にボールが届くと"超"強引に持ち込みシュートを放つ。
「こういう難しい試合ではきれいなゴールなんていらない。ただネットを揺らすという気持ちだけで打った。」という、先のPK失敗をも払拭するゴール。貴重な追加点を奪う、3-1。

場内に本日の入場者数がアナウンスされる「2,477人」。気がつけば、有料入場者がぎっしりと詰まった観客席を見渡すことができた。

後半も残り23秒、府中のパワープレーが炸裂する。右サイドから19/前田、12/小山(剛)と経由してのシュート。しかし、最後まで門番として君臨した1/定永が横っ飛びのパンチングで跳ね返す。それに詰めた一撃も7/上澤が体を投げ打ちゴールへの進入を許さない。19/前田がキーパーのタイミングをずらし右に流したボールも12/小山(剛)一歩届かず。一連のプレーに大歓声が沸き起こるなか、激闘の終焉を告げるホイッスル。

すべてから解き放たれたプロ戦士たちは歓喜の爆発をコート中央で共有するため駆け寄り、大きな1つの輪となった。中心には過去この舞台で何度となく栄光を掴んできた名将が満面の笑みを浮かべている。

そして、宙に舞った。


大洋薬品/BANFF:第12回全国フットサル選手権 優勝


rak2今年もよろしくお願いします。人気Blogランキング/こちらから
PR
大洋薬品/BANFF_東海第1代表(以下大洋薬品) vs DEAR BOYS_東北第1代表

1/28(日) 10:00~

大会も3日目となり、ここからは予選リーグを勝ち抜いた8チームによるトーナメント戦。試合時間も今までの15分ハーフから20分ハーフへ、コートも一面のみとなったことで前日までより縦が4m長い正規サイズの20m x 40mとなった。こうした変更は、大洋薬品にとって概ねいい事だと他の取材陣とも語っていたが、試合展開にどこまで影響するか期待を込めて開始を待った。



先発は、
大洋薬品:1/定永,3/北原,7/上澤,9/森岡,14/ラファエル
DEAR BOYS:1/東元,3/鈴木,10/柳舘,14/崎山,15/高橋

開始1分、挨拶がわりの9/森岡のシュートは左に外れる。

7/上澤、14/ラファエルを中心に丁寧にパスをつなぎ、相手の出方をうかがう大洋薬品。対するDEAR BOYSは、しっかりと引いて守りを固める戦術。多くの対戦で見られた光景が、全国の準々決勝でも繰り返される。当然、ボールポゼッションは大洋薬品が圧倒する。

前半3分、3/北原があっさり先制、1-0。







東海予選で見られた序盤のつまずきは、今大会は皆無である。予選リーグから早い時間帯に先制点を奪い、相手にペースを渡さない。大会前にいい準備ができた事を伺わせる。

時折カウンターからDEAR BOYSも攻撃を試みるが、ゴレイロ1/定永のファインセーブに
ことごとくチャンスをつぶされる。





前半も半ばを過ぎた頃から活発にメンバーチェンジを始める。
11/マルキーニョス IN、14/ラファエル OUT。10/豊島 IN、14/北原 OUT。
5/ボラ IN、9/森岡 OUT。

前半11分、入ったばかりの11/マルキーニョスがゴール前でシュートを連発、しかしDEAR BOYSゴレイロに阻まれる。

前半15分、のんびりした展開に大洋薬品のプレーが散漫になって凡ミスを犯す。
それにはベンチから「集中!」と叱責の声が飛ぶ。



同分、喝を入れられたメンバーはそれに呼応するように追加点を奪う。
5/ボラから中央を縦に切り裂くスルーパスが11/マルキーニョスへ通り
そのままシュート、2-0。





前半17分、DEAR BOYS14/崎山が右サイドでドリブルからフィニッシュまで持って行くも、1/定永が余裕をもってセーブ。味方が集中を切らすなか、声を出し続け、常に訪れる瞬間に準備を欠かさない頼もしい守護神は、終始切れのある動きを見せる。

開始直後よりも少しづつDEAR BOYSの攻撃の場面がみられだしたが、決定的なところまでは行かせない安定した試合運びで前半終了。

後半も1/定永が続けて出場。

DEAR BOYSは後方からロングボールを入れたりと何とか局面の打開を図ろうとするなど、後半に入って積極性を取り戻す。そうした流れから度々チャンスが訪れる。

後半4分、DEAR BOYSのキックインから14/崎山のシュートがポストを叩く。

後半10分、DEAR BOYSに訪れたこの試合最大のチャンス、ペナルティエリア手前でのFK。サインプレーで巧みに相手をかわしてからシュート、しかし枠をとらえられず。

後半12分、右サイドから戻したパスを中央で受けた10/豊島が放ったミドルは、しなやかな弾道を描き、DEAR BOYSゴレイロの頭上に突き刺さる、3-0。

 



そこから立て続けに、11/マルキーニョス、9/森岡の連続ゴールで5-0となり試合の態勢が決まった。
そして試合終了。この試合からの変更点はやはり有効に働いたのだろうが、正直さして気にならなかったというほどの完勝で東北の雄を退けた。

後半に入り2点のリードもあって無理にゴールへは向かわず、時間をかけボールをまわした事は、観る者には若干の不満も残っただろうが、やはりトーナメント初戦の戦い方はこうなっても仕方ない。勝つ為には慎重の上に慎重を期す。それは問題ないのだが、そうした静かな展開のためか前半から集中力を切らしたプレイが度々みられた事はいただけない。後半10分の11/マルキーニョスの警告を受けたファウルも幸い失点にはつながらなかったが憂慮すべきものだ。

安定したパフォーマンスをみせたゴレイロの定永も、
「相手が引いた状態でカウンターを注意するという目標はクリアできたと思う、だけど集中を切らしたりと細かいミスがあったのでそうした部分は確認し合って準決勝に臨みたい。」と語り、一定の成果をあげた手応えに自信を深めつつ、次戦への課題を指摘していた。


ここまでの圧倒的な強さとプロチームへの対抗心からストップ・ザ・大洋薬品というアンチな風潮もながれ始めている。また準決勝は関東勢との対戦であり、完全なアウェー状態も予想される。ここからの2戦は、否応無しにタフな戦いが待ち受けている。だからこそ、そんな中で勝ち取る歓喜の大きさをモチベーションにして決戦に挑んで欲しい。

とにかく、あと2つ。

rak2今年もよろしくお願いします。人気Blogランキング/こちらから
大洋薬品/BANFF_東海第1代表(以下大洋薬品) vs GINZA de FUTSAL BOTSWANA FC MEGURO_関東第3代表(以下BOTSWANA)

12:30~

先発は、
大洋薬品:1/定永,3/北原,7/上澤,9/森岡,14/ラファエル
BOTSWANA:7/田中, 8/太見, 11/関, 16/早川, 20/内山

ここまで予定通りの2連勝で最高のスタートを切った大洋薬品に対し、まさかの1敗1分で後がなくなったBOTSWANAは、開始直後から積極的にプレスを仕掛けて「勝ち」を取りに行く。大洋薬品はボールキープこそできるものの、バイタルエリアではほとんど自由にプレイをさせてもらえない。まさにガップリ四つで因縁深い者たちの腕比べが始まる。

最初に会場を沸かせたのは、「銀髪のミドル」。この試合の開始に合わせるように、Bコートを囲むスタンドをほとんど埋めた観客のなかには、初めて大洋薬品のプレーを目にした人も多いだろう。9/森岡のキッチリ枠を捉えた一撃にどよめきがこだまする。

前半8分、ここまで今大会不動のスターティング・ファイブから9/森岡と14/ラファエルに替わり、5/ボラと11/マルキーニョスを投入。
前半9分、5/ボラのドリブルがカットされた直後、7/上澤が巧みなボール奪取で瞬間的にピンチの芽を摘む。評価されるべき目立たない働きを静かにこなす。

前半12分、目まぐるしく入れ替わった自軍メンバーを見渡し困惑の表情で、オスカー監督に大声を張り上げ戦術の確認をする3/北原。インテリジェンス溢れる冷静沈着なプレーヤーが珍しく興奮している。
小学生の頃から日本一という夢を一緒に抱いてボールを蹴ってきた「昔の仲間たち(BOTSWANAメンバー)」との対戦。それが無情にも予選ラウンドで同組に入り早々に実現するとは、神様もずいぶんと趣味がわるい。

前半13分、5/ボラからのパスが11/マルキーニョスへ渡り左サイドからシュート、しかしBOTSWANAゴレイロ・20/内山がこれをキャッチ。

同分、3/北原に替え、4/難波田が入る。

互いに何もできず、しかし何もさせず、といったこう着状態がつづき、スコアレスのまま前半終了。

後半、大洋薬品はゴレイロが12/山田マルコスに、BOTSWANAも16/早川に替え14/深津を替えただけのほぼ同じ顔ぶれのスターター。

後半4分、11/マルキーニョスによる値千金のゴール。大洋薬品待望の先制点、1-0。

後半に入り、大洋薬品がボールポゼッションを上げていく。自陣からパスを流れるように繋いでいく。長短・縦横と織り交ぜたパス交換は20数回にも及ぶ。バシっバシっというインパクトの際に発する音が響く中、固唾を呑んで見つめるスタンド。センターラインを越えたあたりからそのスピードが上がり始める。ギアを入れ換えるようにスピードが上昇し、トップギアに入った瞬間、一気にフィニッシュへ。3/北原、11/マルキーニョス、7/上澤とゴール前で右から逆三角形を描くように繋がったが、惜しくも枠を捉えられず。ため息に溢れる場内。

しかし、この劣勢をBOTSWANA・8/太見の突破が覆す。後半8分、本人曰く「ぽっかり道が開けた」という中央をドリブルで抜け思い切り振り抜く。「相手に当ったおかげでゴレイロとずれたラッキーなシュート」はその思いをのせてネットを揺らす、同点。1-1。

後半9分、大洋薬品は今大会終盤での活躍が目立つ15/野島を投入。
その入ったばかりの15/野島が11/マルキーニョスのシュートにしぶとく詰めて、再び大洋薬品がリードを奪う、2-1。

後半29分、BOTSWANAの6ファール。第2PKから9/森岡がキッチリ決めて、3-1。

残り1秒という所で、BOTSWANA14/深津が意地の一発を決めたが、反撃もここまで。大洋薬品が堂々の3連勝で予選リーグ1位抜けを決めた。

関東リーグの強豪との久々の公式戦にその実力がある意味試される一戦となった。客席もこの日一番の入りとなったが、そこできっちりと答えを出した。注目の3/北原も気合いを前面に出したプレーでチームに貢献。前半終盤を除き、ほぼフル出場の活躍であった。
いよいよここからは一発勝負のトーナメント。プロチームゆえの"勝利"という十字架の重みが更に増してくるが、大一番を順当にこなした今の状態をみればこのまま頂点まで突っ走りそうな気配濃厚である。

rak2今年もよろしくお願いします。人気Blogランキング/こちらから
大洋薬品/BANFF_東海第1代表(以下大洋薬品) vs JOY FUTSAL CLUB KIMURA SPORTS_関西第2代表(以下JOY)

15:00~

先発は、大洋薬品:1/定永,3/北原,7/上澤,9/森岡,14/ラファエル

両者、第1戦を勝利してむかえた予選ラウンド・第2戦。勝てばほぼ勝ち抜けという状況に、期待と緊張感に満ちた空気の中、ウォーミングアップが行われる。
開始30秒、大洋薬品9/森岡の左45°からの一振りが関東の一角を退けた勢いを黙らせる。
随所に気迫のこもったプレイを見せる9/森岡だが、前半3分、相手を倒してしまいイエローカード。

基本的なJOYの攻撃パターンは、最後尾から前線に張った、または走り込む選手へロングボールをいれるシンプルな攻撃。ただパスの送り手・受け手とも技術が高いのでワンパターンに思える攻撃も充分脅威となりうる。
前半8分、まさにその方法でゴレイロ1/定永をかわして無人のゴールへボールを蹴り込む。しかし7/上澤が体を投げ打ってこれをふせぐ。

同分、この試合初となる大洋薬品の選手交代。5/ボラ&4/難波田・イン。
前半9分、替わった5/ボラが左サイドを華麗に壊していく。ドリブルからシュート。2-0。
bj1

前半10分、すぐさまJOYもゴール前でのポストプレーからあわせて1点差に詰め寄る。2-1。
bj2

しかし、先ほどの失点の責任をとるかのように11/マルキーニョスが再び突き放す。大洋薬品2点のリード、3-1。そして試合運びのリズムも立て直して、このスコアのまま前半を終う。

後半早々、またしても体を投げ出した7/上澤のビッグプレイが大洋薬品ゴールに鍵をかける。

JOYはこの時間帯から8/大谷(真)がピヴォの位置に顔を出しはじめ、10/大谷(純)とのコンビで大洋薬品ディフェンスの混乱をはかる。

しかし、前半終盤からベッキの位置に入った大洋薬品10/豊島が、随所に輝きを魅せる。


攻撃を控えて守備重視のバランサーに徹しながらも、後方からパスまわしにエッセンスを加える。
後半9分、右センター付近から左前方に大きな弧を描くロングループを送る。
それを受けた15/野島は右アウトサイドで足下に手なずけると、同じく右アウトサイドでゴールへ放り込んだ。瞬間的な2人のひらめきが共有した瞬間であった。

その後も、15/野島、11/マルキーニョスの連続ゴールでJOYの追随を許さず、最終的には8-3とした完勝。同一リーグ内で2勝一番乗りとしてほぼ決勝進出を決めた。

試合後にお祝いの言葉を添えて豊島選手(大洋薬品)にインタビューすると、

「まだ、もう1試合あるので気は抜けない。自分としても今日の出来には満足していない。とにかく明日の一戦をがんばるだけです。」


というもの。

新年早々の合宿の成果だろうか、チームとして一皮むけた感のある印象を受けた。今後のぼって行く更なる高みの場で、その証明がなされるのだろう。

rak2今年もよろしくお願いします。人気Blogランキング/こちらから
大洋薬品/BANFF_東海第1代表(以下大洋薬品) vs 神戸大学フットサル部FORCA_全日本大学フットサル大会西日本代表(以下フォルサ)

10:00~

先発は、
大洋薬品:1/定永,3/北原,7/上澤,9/森岡,14/ラファエル 
フォルサ:1/井上,5/小仲,6/鴨/,9/山本,20/吉川

大洋薬品が全国にお披露目の大事な初戦
スターティング5にはHPの特集でも一押しの上澤、ラファエルも名を連ねた
開始1分過ぎに7/上澤が初シュートでのろしを上げると、同1分には14/ラファエルがセンターからゴール左隅に打ち抜き、早々に先制点を奪う

大量得点も予想されたが、ここから一転、大洋薬品はポゼッションのゲームに入る
支配率は圧倒的に大洋薬品
7割、いや8割近くはボールポゼッションを上げていく
とにかく回す。嫌らしいぐらいに回す。
bf1

この試合、大洋薬品の総シュート数が「8」という事からも分かるように
無駄に打たない。打って、こぼれたり相手ゴールクリアランスになることすら許そうとしないかのようなゲーム運びを魅せる
対するフォルサは為す術もなく。では決してなかった
少ないチャンスながらシンプルにゴールまで運び、シュートは殆ど枠に入れてくる。
1/定永も十分に活躍の場面を与えられる程、正確にコントロールしてゴールに運ぶ
途中ひやりとする場面も幾度かあった
ゲーム中盤、5/ボラを投入するとファーストプレイに報道のカメラが一斉に反応する事からも、いかに注目されている選手であるかがかいま見えた
前半残り3分を切り、隣で同時に行われているゲームを見ると、残り時間5分以上の掲示が目に入る
いかにゲームが途切れていないかがわかる。ここまではポゼッションの高さも狙い通りだったと言えよう
フォルサ16/東中に11/マルキーニョスがファールし、ゴール前でのフリーキックを与えるも、1/定永が前へ飛び出し軽く触れボールを逃がしピンチを脱すると
残り20秒、相手ゴール前のこぼれ球を11/マルキーニョスが左足でシュート
ゴール前に転々と転がるが、フォルサも倒れたままのFPが懸命にクリアし、前半は予想外の1-0で折り返す

後半ラファエルに代え、スタートからマルキーニョスを投入すると、森岡、上澤のパス交換からソールで落としたボールをマルキーニョスが開始数十秒で放った左足ミドルが、相手の足をかすめ方向が変わる
ゴール左隅に入り、大洋薬品待望の追加点
2-0

森岡のドライブなどでなおも押し込むも追加点は奪えず
5分を過ぎると北原に代えて難波田、マルキーニョスからラファエル、森岡からボラとメンバー交代
後半6分、難波田からラファエルにつなぎシュートを放つ。ゴレイロが弾くも、ゴール前で5/ボラがそのこぼれ球に反応しゴール右に浮かす。が、ゴレイロなおも反応。
さらにそのこぼれ球を左下に流すがゴレイロ井上がしぶとく反応する。ゴール前にふわりと浮いたこぼれ球に、最後はヘッドで押し込み、ねばり勝ちでボラが追加点を奪った
大洋薬品3-0
その後、大洋薬品は10/豊島、15/野嶋と続々投入し運動量をキープする
12分過ぎには北原、難波田、豊島、野嶋という日本人のセット
フォルサもキックインから一発でゴール前に放り込み、9/山本がシュートを放つも枠を外れてしまう
9/山本は右サイドでマッチアップした4/難波田をダブルタッチでかわすと平行でゴール前にパスを入れるが、突っ込みすぎた味方の後ろに流れ、惜しいチャンスを逃す
残り5分を過ぎたあたりから俄然フォルサが勢いづく
前半のポゼッションがなかったかのように、殆ど5分といっていい展開に変貌
残念だったのはここまでスタンドから声を張り上げて声援を送り続けたフォルサのサポーターが、まるで選手と入れ替わるかのように沈黙してしまう
フォルサ5/小仲が左サイドから放ったミドルは定永が外へ弾く
2/田代、6/鴨、とこの時間、果敢に勝負を挑むがいずれも後一歩で食い止められる
大洋薬品も、右サイド後方から9/森岡が逆サイド斜め前方の15/野嶋へ送り、そのままシュートするが、フォルサ井上の好セーブで阻まれる
そのまま終了し、大洋薬品は3-0と初戦を白星でスタート
bf2
大洋薬品8、に対しフォルサ14と1.5倍
コーナーキックも大洋薬品2に対しフォルサ10
数字だけ見ればどちらが攻めていたか分からないデータになるが、前半の圧倒的な大洋薬品のポゼッションに、果敢にカウンターで挑んだフォルサの大健闘と言えるだろう
が、しかし大洋薬品もまだ底を見せていない気がする

rak2今年もよろしくお願いします。人気Blogランキング/こちらから
Copyright © FUTSAL LIFE blog.ver。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by Ninja☆BT
忍者ブログ [PR]